電池と身体にある三要素。
心臓が動く。
呼吸をして、肺に酸素を取り込む。
地球から生まれた食べ物を胃で消化して、私たちは生きている。
なぜ、この身体の体温は変化するのだろう。
なぜ酸素を構成する水は、温度により変化するのだろう。
なぜ食べ物には、体温をあげたり冷ましたりする食べ物があるのだろう。
全ての機能が完璧なこの身体。
食物はエネルギーとなり、空気は”生きる”ために共存し、心臓で全身の細胞を活かしてくれる。
それはまるで電池に似ているのかもしれない。
充電して電気のエネルギーを溜め込み。
流れる電子たちは肥えたり痩せたりする。
その電子たちを押し出す電圧は、使い続けると活力が落ちてくる。
”血液”が”身体”で流れている。
私たちは、血の通う生き物なんて当たり前の話なんだけど、
みんな、その『ちから』を持っている。
だけどこの機能を持つ”身体”で、一つ見つからないものがあった。
”魂”はいったいどこにあるんだろうか。
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